春の高校バレー（春高バレー）

春の高校バレーは、全日本バレーボール高等学校選手権大会のことで、春高バレーとも呼ばれる。高校におけるバレーボールの大会としては、インターハイである全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会、国体である国民体育大会バレーボール競技と並び、3大大会とされている。数多くの日本代表選手がこの大会から輩出されており、日本代表への登竜門ともいわれている。1970年から2010年までは、全国高等学校バレーボール選抜優勝大会として春休みに開催されており、その際の大会サブタイトルが「若さでアタック！春の高校バレー」であったため、春の高校バレーと呼ばれていた。2011年からは全日本バレーボール高等学校選手権大会に名前を改め、キャッチフレーズも春高バレーと変更された。日程も毎年1月初旬の5日間に変更されている。それまでは、春休み期間での開催であったため、卒業後の3年生は出場できなかったが、現在は3年生も出場できるようになっている。選手権の出場校は、各都道府県予選を勝ち抜いた男女各52校。北海道、東京、神奈川、大阪の出場枠は2校となっており、それ以外の府県は1校、そこに開催地枠として1校が加えられている。東京体育館が主な会場として使われてきたが、改修工事などが行われた際には、さいたまスーパーアリーナ、所沢市民体育館、武蔵野の森総合スポーツプラザが利用されている。